パラメトリックスピーカー を作ってみた

工作

パラメトリックスピーカー というのは超音波を利用したスピーカーで指向性が高いのが特徴です。つまり、限られた範囲でしか音を聴くことが出来ないスピーカーなんです。私も最初、なんじゃそりゃ?!と思ったのですが、興味が湧いたので作ってみることにしました。

主に参考にさせていただいたのはgururise/directional_speakerです。また、Pinus0079様の「パラメトリックスピーカー(指向性スピーカー)の自作」、Shane様「Ultrasonic Sound Gun (Parametric Speaker)」も参考にさせて頂きました。

とりあえずタイマICのNE555を使う方法とSTM32F103C8T6を使う方法と、両方できるようにJLCPCBで基板を作ってみました。超音波センサーはTCT40-16T、アンプはL298Nのキットを使いました。

最初555で試したのですが、ちょっと雑音が多き過ぎる感じでしたので、STM32F103C8T6を使う方法にしました。STM32は初めて使ったので色々手間がかかたので、それはまた別にまとめようと思います。

そして紆余曲折を経て、ipadで音楽再生→TA7368使用小型アンプキット(秋月電子)→STM32F103C8T6→L298N→TCT40-16Tという形になりました。実験の音楽は「【魔王魂公式】シャイニングスター」を使用させて頂いてます。

綺麗な音ではありませんが、しっかりと聴こえてきました。 機械で録音するのが意外と難しくて、耳で聞こえてるより雑音が酷くなる感じです。それでも、ちゃんと動作してくれたので良かったです!

外でも試してみたところ、結構遠くまで音が聴こえました。同じ音量でしたら、通常のスピーカーより遠くまで聞こえるようです。もっと超音波センサーの数を増やせばさらに遠くまで聴こえそうですね~。

工作室

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