紙芝居『 花咲き山 』

紙芝居

 花咲き山 。『モチモチの木』書いた齋藤隆介さんの作品。脚色を水谷章三さんがしています。絵本では滝平二郎さんのあの素晴らしい版画で描かれていて、とてもインパクトがありますが、紙芝居では、『モチモチの木』も、この『花咲き山』も、違う方の絵で描かれています。普通は絵本から齋藤隆介さんのお話を知ることと思いますので(教科書にも掲載されていたりしますし)、始めに滝さんの絵で描かれた齋藤さんの作品をみた方には、ひょっとしたら紙芝居の絵に違和感を感じたりする方も多くいらっしゃるかもしれませんが、私は紙芝居の『モチモチの木』も、この『花咲き山』も大好きです。この『花咲き山』の絵はとても優しい。やまんばとあやの優しさが、少しうっすらとした水彩画タッチの絵で表現されています。とても綺麗です。紙芝居の『花咲き山』もお勧めです!『モチモチの木』同様、いつか必ず演じてみたい紙芝居です!

文芸室

コメント

タイトルとURLをコピーしました