絵本『 どっしーん! 』

絵本

どっしーん! 作・絵:岩田明子(大日本図書)。感想…「おもしろすぎるっ!」です(笑)。 この絵本、秋の読書会のときには必ず一年生にやってしまう一冊です。表紙は、ワニが涙目です。裏表紙も開くと『どっしーん!』してる絵になります。 まず表紙のワニで、「悲しそう」「痛いの?」などの声が聞かれます。始めのどっしーん!は、「ああ、やっぱりね」という感じです。ところが次のページをめくった瞬間に子供たちは一瞬「?」の間があってから「えーーーーー?!」の嵐(笑)。ページをめくるごとに「えーーーーー?!おーーーーー!!」は続きます!ちなみに、何度も「どっしーん!」の言葉が出てくるので、二回目の「どっしーん!」からは、子供たちと一緒に「どっしーん!」と言ってからページをめくります。一緒に唱和するのはとても楽しい雰囲気になります!そしてラスト…「え?どうなるの???」さっきまでと違った展開に、子供たちはここでも「?」になりながらワクワクしてるのが伝わってきます。そして…「ああああああ!」。安堵のような、驚きのような言葉にならない言葉があちこちから聞こえてくるのです、ニヤリ。ちなみに、一年生だけでなく、他の学年でも読みましたが、どの学年でも同じように驚きと喜びの声が聞かれるテッパン本です!

文芸室

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