ゲルマニウムラジオ

工作
ゲルマニウムラジオ

アマゾンで700円くらいで売ってる ゲルマニウムラジオ セットを買ってラジオを作った。ゲルマニウムラジオはAM受信のみなのだが、電波の力だけで作動するので、電池等の電源は必要ないというエコなラジオと思っていた。 (←実はこれが初心者殺しのトラップだったのですw)

まぁ適当に部品を組み合わせれば聞こえるのかな~と思って組み立て開始。 アンテナはとりあえずトイレットペーパーの芯を使ってこたぽん編集長とエナメル線をひたすら巻き巻き。これが結構大変だった。その後の組み立ては部品が数点しかないので、あっという間に完成。早速イヤホンを耳に当て、聞こえるかな~とダイヤルを調整してみるも、何にも、雑音すら全く聞こえないw

そう、ゲルマニウムラジオの電波受信はちょっと工夫が必要だったのです。そして、電波の力で動く=電波をがっつり受信しなくてはいけないということだったのです。。そんなわけで、電波ゲット作戦を開始、まずはネットで探ると、アンテナの感度を上げることと、アースを取るのが凄く大事らしい。

まずアンテナの感度をあげるには、アンテナ局に出来るだけ近いこと、そして単純にアンテナを大きくするのがいいらしい。場所についてはどうにもならないが、アンテナはとりあえず、昔のミニコンポについてた(写真奥の黒いやつ)アンテナを流用することにした。

次はアースなのだが、とりあえず家の水道管に銅線を接触させてみることにした。最近の家だと水道管が塩ビなどになっていて、アース接続にならないこともあるようだが、うちの家の場合は大丈夫wやってみると、今度は微かに雑音が入り、ほんのちょっとだけどラジオ放送っぽい音も聞こえた。アンテナを動かしてみると小さいながらも放送の内容が聞き取れるようになった。

しかしそれでもまだまだ微妙だったので、今度はアンテナ問題をさらに改良。どうやらアンテナを家庭用コンセントに差し込んである延長コードに巻き付けると、コンセントを通じて電線網がアンテナ代わりになるんだそうな。ちょっと疑心暗鬼になりながらもやってみたところ、結構ちゃんと聞こえた。

ゲルマニウムラジオアンプ付き

しかし、こうしてせっかく聞こえたんだから、イヤホンじゃつまらないwということで、もっと大きい音にするべく、秋月電機の超小型・低電圧駆動アンプモジュール300円を使ってスピーカーから聞こえるようにプチ改造。聞こえてきたのは、昭和のAMラジオの音でした。

しかし、ここで大きな問題が。。それはアンテナを電源コードに巻き付けてる関係上、持ち運びが出来ないのでありますwwま、でも簡単ながら奥が深くて、なかなか楽しい工作でした。

今回のキットのゲルマニウムラジオメーカーシャンテック電子のホームページへ

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